84歳にネックレスの作り方を教えたら・・・

<糖尿病黄斑浮腫>という目の病気になってから
母は
好きだった絵を描くことも、手芸をすることも面倒になってしまったらしく

何かと言えば「見えないから・・」といって

ここ数年は
何もやりたがらなくなっていました。

こんにちは
バリアフリーアクセサリー
ユアミューズの
てらさき かおるです。


以前は手芸が得意で、小さい頃から私にたくさんの手芸を教えてくれたのも
母でした。

娘の私からすると、仕方がないのかな、という気持ちと
年老いた母でも楽しめることがあれば、絶対にやる気になるはずだという
思いでモヤモヤしていました。



私がバリアフリーアクセサリーを始めたのも
元々のきっかけは母でした。
キラキラのアクセサリーを身につけていると本人も元気になれるし
周りからも生き生きと若くみられるということ。


その日も
いつものように、私に「友達に欲しいと言われたので天然石のブレスレットを作って」という母に、
試しに「作り方を教えてあげるから自分で作って」と言うと、

渋々メガネをかけて私から作り方を習うことに。



でも、元々手先が器用な母は、丁寧に教えたら、見えないと言いながらも
ちゃーんと作ることができたんです。

そして自信がついたのか、その後は今まではやろうともしなかった
アクセサリー作りにハマり

同じブレスレットをどんどん量産するほどになり、
今では友達に教えてあげるまでに成長しました。

 



そのことで私が確信したのは、たとえ歳を重ねていても
作れるものさえ提供してあげれば、84歳の母だって
まだまだ進化できるということでした。
そしてその時に大切なのは、それが「作りたい!」と思うものであることです。



特に私の母は元理容師で手先が器用だったのと、手芸がとても得意でした。
そんな人にとって、毎週通っている施設での
簡単すぎる工作はなんだかつまらないと感じているようでした。

折り紙や、段ボール工作のようなものでは、いくらリハビリにいいと言われても
私だってきっとやりたくありませんからねっ。



歳を重ねると、どんどんできないことが多くなり、
自信を失う人もたくさんいます。
でも素敵なアクセサリーを自分で作ることができて、
友達から欲しいと言われたり、
作り方が習いたいと言われることで

自己肯定感が上がり、他のことにも意欲的になれるはずです。


 


先日も、いつも嫌がっている眼科の注射で我が家に泊まった母に
今度はネックレスの作り方を教えました。


このネックレスは軽くて
頭からパカっとかぶるだけなので、シニアにも簡単に着けられます。

そしたら、
眼球に注射をした翌日にもかかわらず
もっと作りたいと言って
なんとネックレス2本、余ったビーズでブレスレットまで作っちゃいました。



 

人って気持ち一つで変わるものなんですね。

 

人生100年時代、
定年した後、子供の手が離れた後、あなたは何を始めますか?


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